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更新日:2022.09.16

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ウルトラマン玩具ブログ vol.50 目指すはホンモノ―動く!話せる!光る!鳴る!ハネジロー解説




おや・・・



これは・・・・!



まさか・・・・・・!?





「HANE2と申します。」




でたーー!
『ウルトラマンデッカー』より、ハネジロー商品化!!

しかも、
動く!話せる!光る!鳴る!


…ということでこんにちは!ウルトラマン玩具企画開発担当のN野です。

いきなりの発表となりましたが、「ハネジロー」、やります。


今年リリースアイテムしたアイテムには、赤外線通信を盛り込んでなりきりシークエンスを再現した『ウルトラアイ』など、技術面の魅力をコンセプトに据えた商品もありましたが、そうした技術的なスペック面においては、この『ハネジロー』が間違いなく最上段に来るアイテムです。
デザイン的なかわいらしさと、AIメカならではの高度なELギミックの両立を徹底的に追及し、『かわいくてカッコいい、ホンモノのハネジローを再現する』ことに全力投球させていただきました。



なんといってもこのハネジロー、内部に動力(モーター)を内蔵して、自動で首が動きます。

さらに、

マイクを内蔵し、音声認識システムを搭載しているため、本当に『会話』ができます。


モーター動作については、単にギュンギュン動き続けるだけであれば比較的安価な玩具でも取り入れられているギミックですが、その動作をICで制御して「音声や光に合わせて動く」所作を再現しているのがミソです。



これができることによって、単なる動きが「表現」に変わり、劇中同様、生きた“ハネジロー”というキャラクター性の再現に一役買っています。


そしてメインディッシュの「音声認識」については、なんといっても “音に反応している”のではなく“言葉を聞き分けている”、本格的な会話遊びができるのが、玩具的なポイントです。
音声検出を取り入れた玩具では、通常前者の“音に反応している”仕様のものが多く、この場合は、どんな言葉で声をかけても(声でなく拍手するだけでも)音が鳴ったこと自体に反応しています。
(例えばウルトラマン玩具でもPB版のベリアロクはこちらのギミックでした。)

しかし今回のハネジローは、しっかりと「言葉」を聞き分けて反応する一段上の性能を備えています。
そのため、「音楽をかけて!」/「怪獣はどこだ?」/「きみの名前は?」など、 話しかける言葉の内容に沿ってリアクションが変わるのです。



余談ですが、実は過去に、同様の機能を備えた某高校生戦士のなりきりアイテムを担当したことがありました。
その商品も、実際に遊んだ時の感動・ガジェット感の魅力はかなりの手ごたえがあったのですが、「なりきりアイテム」という性質上、ワード入力で変身シークエンスが発動する流れ自体は一方通行な遊び方になるので、“キャラクターフィギュアにこの仕様を入れて「対話」ができたらもっと楽しいんだろうな”という感覚は当時から持っていました。


そこから早数年・・・、『デッカー』の企画を進める中で現れた『ハネジロー』は、『“音声認識”ד対話”』ギミックと究極に親和性の高いAIメカという設定だったため、ここでチャレンジするしかない!と企画を進めた次第です。

どんな音声認識ができたら楽しいか、については過去の経験で既にノウハウを持っているので、 かなり楽しい遊び方ができる自信があります。
詳細は長くなるので別記事で紹介しようと思いますが、以下が一例です。

<例1:怪獣解説遊び>
「怪獣について教えて?」と声をかけると始まる会話遊び。
デッカーに登場した怪獣の名前を伝えると、その怪獣の情報をハネジローが解説してくれます。

具体的な会話の流れとしては、
「怪獣について教えて?」⇒ハネジロー「どの怪獣について知りたいんだ?」
「モンスアーガー!」⇒ハネジロー「モンスアーガーは、文明を滅ぼすためにメラニー遊星から送り込まれた怪獣だ。神経が集中している頭部が弱点だ!」
というようなやりとりで進みます。

「モンスアーガー」にあたる部分が、「エレキング」とか他の怪獣の名前に変わると、ハネジローの解説内容もそれに応じて変わります。
要は、番組最後の「カナタのディメンションナビ」的な遊び方ができるモードですね。

対応できる怪獣名の数は開発検証の中で多少増減すると思いますが、なるべくバリエーションを増やすように頑張ります!

<例2:音楽再生遊び>
「音楽をかけて!」と伝えると、ハネジローが「ではこの曲で。ミュージック、スタート!」と答えてそのままオープニング曲「Wake up Decker!」を流してくれる遊びです。

劇中再現とはすこし離れた要素ではありますが、ここは私の経験的にめちゃくちゃテンションがあがる遊びになることが分かっていたので取り入れました。
デッカーのオープニングを収録した玩具はこれが初めてなので、そういう点でも魅力を感じていただけると思います。

ほかにも、「ガッツホーク発進!」などのフレーズに反応してくれる「作戦司令遊び」や、じゃんけん遊び等々、音声認識ギミックを活用した遊びをたくさん取り入れています。

それらの要素を短く紹介した動画もで公開しておりますので ぜひチェックしていただきたいです。



ということで、初報としては一旦ここまで。
「動く!話せる!光る!鳴る!ハネジロー」、買って後悔はさせませんので、玩具好き、ガジェット好きの方はぜひGETしてください。

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